自作LoRAを使って各SDXLのModelで生成してみた

自作LoRAと相性の良いModel7種を比較してみた

先日作成した自作LoRA「バンドエイドマン(絆創膏男子)」。

色々試した結果、当然ですがModelによって生成画像に差がありました。

自分の忘備録的な記事ですが、参考になれば幸いです。

ModelごとのLoRA適用時の生成イメージがわかればいいや程度に作った画像です。

全体的にクオリティが低いのはご了承ください!

プロンプト・設定

1male,1boy,asian male,solo,head shot,band-aid, <lora:BandAidMan:0.95>

アジア人男性のフォーカス画像が生成される最低限のプロンプトで生成します。

Pony系のModelについてはスコアのプロンプトも追加します。

自作のLoRAを強度0.95にして適用します。

Sampling Stepsは20、SFG Scaleは2で生成します。

自作LoRAの特徴

  • 左頬にバンドエイド
  • ぱっと見アジア人
  • 目は一重
  • 鼻の幅大きめ
  • 上唇が薄く、下唇が厚い
  • あごがしっかりしている
  • 無精ひげ

Pony Realism

ponyRealism_v21MainVAEで生成した画像

アジア人にも見えるし、西洋人にも見えますね。

二重ラインが比較的でやすく、鼻筋もしゅっとしてるかも?

バンドエイドのサイズはともかく、色味はとても求めている雰囲気に表現してくれています!

Boltning Realistic

boltningRealistic_hyperDで生成した画像

バンドエイドの主張強めですねw

ただ顔はゲイの方にモテそうな感じに生成できているんじゃないでしょうか?

4枚とも同じ人物といっても差し支えないレベルです。

アリです!

Dream Shaper XL

dreamshaperXL_lightningDPMSDEで生成した画像

Boltning Realisticにかなり近いですね。

こちらのほうが気持ち鼻がアジア人っぽいでしょうか?

4枚の顔の差はBoltning Realisticよりも少し感じられるかも?

バンドエイドの主張も少し控えめで少し自然に見えるかもです。

Duchaiten Pony Real

duchaitenPonyReal_ponyRealV11Fixで生成した画像

すっごい眠そうな西洋人って感じですねw

絆創膏男子のLoRAとの相性はあまりよくなさそうです。

バンドエイドの主張は控えめでまぁまぁいいんですけどねぇ~。

Juggernaut X

Juggernaut_X_RunDiffusion_Hyperで生成した画像

Boltning RealisticやDream Shaper XLにだいぶ近いですね。

4枚とも顔の特徴は似ていて、同一人物として生成できそうなクオリティです。

バンドエイドはうまく生成できれば自然っぽいです。

ただ、全体的にちょっとぼやけてるかな?

設定が難しく、私がまだ扱いきれていないModelです。

Muses Thalia

musesThalia_v20で生成した画像

Boltning RealisticやDream Shaper XL、Juggernaut Xに近いですが、少し顔の印象が違いますね。

4枚の顔の印象もけっこう差があるので、同じ人物を生成する目的で使用するのは難しいのかもしれません。

バンドエイドは主張強めに生成されがちなのでしょうか?

Realism by Stable Yogi Pony

realismBYSTABLEYOGI_ponyV1で生成した画像
realismBYSTABLEYOGI_ponyV2で生成した画像

Boltning RealisticやDream Shaper XL、Juggernaut X、Muses Thaliaとは少し雰囲気が異なりますね。

芋っぽさが少し抜けてさわやかさを加えたような男子になりましたかね?

上がV1、下がV2で生成したものになります。

バージョンでも若干印象が違う気がしますね。

バンドエイドは今回紹介した中では一番ナチュラルな感じじゃないでしょうか?

Boltning Realisticがいい感じ!Realism by Stable Yogi Ponyもアリ

今回制作したLoRAは顔の特徴を固定しつつ、頬に絆創膏を張っている男子の生成が目的です。

目的を一番達成できそうなModelは「Realism by Stable Yogi Pony」のV1に感じられました。

ただ生成したい顔の方向性としては、Boltning RealisticやDream Shaper XL、Juggernaut Xの画像がよかったです。

その中でもクオリティと使いやすさを考慮すると、「Boltning Realistic」を使ってみようかなぁという結果になりました。

今回はまだ呪文や設定が吟味できていない生成だったので、さらにクオリティの高い画像を生成してどこかで披露したいと思います!

投稿者 AI欲望

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