皆様こんにちは!
ブラウザで画像生成が可能なサービスはいくつもありますが、私のイチ推しは「Shakker」です。
Shakkerオリジナルの生成画面以外にも、「Stable Diffusion(A1111 WebUI)版」と「ComfyUI版」での画像生成が可能です。
今回は、「Stable Diffusion(A1111 WebUI)版」の画面での画像生成の流れを解説したいと思います。
Shakkerのサイトにアクセス
画面右上の「Sign in」をクリックします。
Welcomeの画面が開くので、Googleのボタンをクリックします。
Googleのアカウントをお持ちでない方は、この機会に作成しておくことをオススメします。
画像生成AI関連サービスはほぼほぼGoogleアカウントでのログインが可能なので、Googleでログインするようにしておくと、ぞれぞれのサイトでパスワードを覚えておいたりする手間が省けます。
もちろんGoogle以外のログイン方法を選択していただいても構いません。
ログイン後は、画面左にナビゲーションが表示されますので、Toolの中にある「A1111 WebUI」をクリックします。
A1111 WebUIの画面について解説
右上の雷アイコンがアカウントが所持するトークン数です。
Shakker内ではこのトークンを消費して画像生成を行います。
トークンを使い切ったとしても、無課金であっても毎日400トークンに復活します。
ベースモデルごとの消費トークン数
使用するModelのベースモデルの種類によって消費するトークン数が変動します。
以下にベースモデルごとのデフォルトの設定での必要トークン数をまとめました。
トークン数は多少変動があるようですが、条件は不明です。Shakkerのサイトの混雑状況とかでしょうか?
生成される画像サイズを大きくしたり、Hiresfixなどの追加の機能を使用する場合は消費トークンはもっと多くなりますのでご注意ください。
- SD1.5
- 1画像生成につき1トークン
- SDXL
- 1画像生成につき3トークン
- SD3.5
- 1画像生成につき12トークン
- FLUX.1
- 1画像生成につき14トークン
Shakkerをどういう目的で使用するかにもよりますが、頭の中で描いているものを画像生成しようという場合は、使用できるMODELの種類的にも消費トークン的にも、SDXLのベースモデルを使用するのが個人的にはおすすめです。
SD3.5やFLUX.1は消費トークンが多いため、MODELの雰囲気を確かめたい、という使い方ならよいかとおもいますが、画像生成ガチャのような使い方をするとあっという間にトークンを消費してしまうのでご注意ください。
公開されているMODELをA1111 WebUIで使えるようにするには
デフォルトで使用可能なMODEL以外でも、Shakkerで公開されているMODELをA1111 WebUIでも使用可能です。
Shakkerのホームページから、使いたいMODELを見つけます。
Model typesは「Checkpoint」、SDXLのモデルに限定する場合はBase modelは「SDXL」を選択しましょう。

モデル名の先頭に王冠のアイコンがついているモデルは有料会員限定のモデルで、無課金の場合は使用に制限があります。(おそらく5回まで)
無課金の場合は、Members onlyの「Free Model」も選択しておくとよいでしょう。
使いたいモデルをクリックし、詳細ページへ移動したら、「Favorite」のボタンをクリックします。「Favorited」となっていればOKです。

再度A1111 WebUIに移動します。
コンテンツ最上部にあるCHECKPOINTのプルダウン右の青い更新ボタンをクリックし、プルダウンを選択すると、リストの一番上に、今お気に入りに選択したモデル名が表示されるかと思うので、そちらをクリックします。

あとは、生成したい画像になるようにプロンプトを記述して、「Generate」ボタンを押すだけです!
LoRAを使うには?
使いたいLoRAがある場合には、モデル同様にLoRAの詳細ページから「Favorite」ボタンを押してお気に入り登録しておきます。
A1111 WebUIの画面の下の方に、「Models」というタブがあるので、そちらをクリックします。

一段下に「LoRA」というタブがあり、その中にお気に入り登録したLoRAが表示されているかと思いますので、そちらをクリックします。
すると、タブの上部に選択しているLoRAと、0.80という数字が表示されます。

0.80というのはどのくらいの強度でLoRAを適用するかを表しています。
0なら強度0でLoRAの影響が全くない画像が生成され、1.0ならLoRAの影響を強く受けた画像が生成されます。
まずはデフォルトの0.80で生成してみて、影響が弱いと感じれば数値を増やし、効きすぎてるなと感じたら下げましょう。
実際に生成した画像がこちら!

使用Checkpoint:Blight · Artistic Anime
使用LoRA:Holographic Rainbow girl
Checkpointはお気に入りのBlight · Artistic Anime、LoRAは影響がわかりやすそうなホログラフィックな衣装を着せることができるHolographic Rainbow girlを使用しました。
このLoRAは詳細ページにも記載があるように適用すると顔が崩れがちなため、拡大(1.5倍)しつつinpaint機能で顔部分のみLoRAを適用しないでinpaintしたのち、通常のimg2imgでごく少量のノイズ(0.2)でなじませる、という工程で生成しました。

txt2imgで生成した状態。LoRAの影響でタンクトップと短パンのホログラフィック感は見事ですが、顔が潰れてしまっています。

画像サイズを1.5倍にして相対的に顔のサイズを大きくして、LoRA適用なしの状態でinpaintで描き直し。
その後inpaintの境界をなじませるためにimg2imgで描き直し。
Shakkerのアクセス状況により少し時間がかかるときもありますが、生成スピードはかなり速く、とても快適に生成が可能です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
無課金でもPCへのインストールも不要で1日100回以上も生成可能なShakkerでA1111 WebUIの画面での画像生成の方法についてご紹介しました。
当ブログではほかにも無料で使用できる画像生成AIサービスのご紹介、男性画像生成についてのノウハウやテクニックをご紹介しています。
ぜひ他の記事にも目を通していただけますと幸いです。