私は8GBのVRAM(ビデオメモリ)のPCで画像生成楽しんでます!しばらくはPC買い替えの予定なし!

8GBのVRAM(ビデオメモリ)で画像生成AI

皆様こんにちは!

過去にも似たような記事を投稿したのですが、多少なり画像生成AIの取り扱いスキルもその頃よりは向上したと思いますので、改めて今の自分だったら、画像生成AIにチャレンジしようと思ったときに、どれくらいのスペックのPCを検討するかなーと考えてみました。

結論から言うと、8GBのVRAM(ビデオメモリ)のPCでも静止画像であれば、Stable Diffsion(Forge)やComfyを使って十分に生成を楽しめています。
本音を言えば、せめて12GBあれば!欲を出すとそれ以上、ってのは当たり前の話ですがw

これからPCを購入しようとお考えの方の参考に少しでもなればと思います。

どんなクオリティの画像が生成できる?

SDXLのModelやLoRAの使用は快適です。

普段は生成画面の横で別ブラウザを開いてYoutubeの動画を再生しながら画像生成しています。

イラスト系もリアル系もどちらも画像生成できています。

1024px×1024pxでtxt2imgで生成したものをimg2imgでクオリティを上げたりおかしなところをinpaintで修正したり、そもそもtxt2imgの段階でhires.fix1.3倍にアップスケールしてクオリティを上げる、という作業であればめちゃくちゃ生成に時間がかかるということもなく、1回の生成は10数秒でやってくれます。

ただ、画像のサイズをうっかり上げすぎてVRAM使用量がフルになってパソコンが固まることはありますw

ちなみに、動画(アニメーション)も生成可能ではあります。

生成した動画(アニメーション)については以下の記事をご覧ください!

【AIアニメ】1週間で制作したショート動画

ただし、ネットで探すと出てくる情報の中で、現実的な生成時間で生成できるものは限られてきます。

そもそも「VRAMが足りなくてできないよ!」というエラーがでて動かせなかったり、動いたりしても生成までに何時間もかかるというものもあります。

どこのパソコンを使ってる?

私が使っているPCはHPのVictus 15L パフォーマンスプラスモデルです。

https://jp.ext.hp.com/gaming/personal/victus_15l_intel

グラフィックスは「NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Ti(8GB)」を搭載しています。
VRAM(ビデオメモリ)は2024年時点で画像生成AIをやるなら最低限の8GBです。

グラボが画像生成AIをするのに最重要パーツになってきます。
ただし、良いグラボはめっちゃくちゃ高価ですし、やりたいことによってはオーバースペックでお金の無駄になってしまうことも想定されるので、どのくらいのスペックが必要かはよく吟味しましょう。

メモリは16GBですが、私は購入後に自分でメモリの交換をして、32GBにしています。
16GBでも使えなくもないですが、ちょっと厳しいです。
メモリは高価なパーツではないですし、パーツの交換も簡単です。
生成中にパソコンのが操作不能になってしまう場合はメモリ不足が考えられますので、スペックを確認し、パーツの交換を検討してみましょう。

メモリの増設のみのカスタマイズをしたVictus 15L パフォーマンスプラスモデルを使っていますが、SDXL規格(SDXLモデルという表現が正しいようですが、当サイトではモデルという言い方はCheckpointのModelと混同してしまうため、規格と表現しています。)で画像生成をするだけならば、特に不自由なくStable Diffusion Forgeを使って画像生成を楽しめています。

できないこともあり、高品質なアニメーション生成をしようとすると明らかにスペック不足でエラーで止まるか、動いたとしても何十時間という生成時間がかかってしまい現実的でないです。

また、LoRAを自作する場合にもスペック不足を感じます。

SDXLの次世代の規格、Fluxが登場しましたが、私はまだ触れたことがありません。
やりたいことができる環境か様子見ということもありますが、スペック的に厳しいんじゃないかなと思っているせいもありますw

これから始める方はFluxが主流になる可能性があるので、VRAM(ビデオメモリ)は12GBが最低ラインになるのかなーという印象です。(実際は12GBでの足りない可能性もあるので、各自で情報収集をお願いします。)

ただ、8GBのVRAM(ビデオメモリ)では何もできないというわけではなく、Model(Checkpoint)やLoRAの選択肢が大量にあり、現状一番恵まれている規格はSDXLだと思います。
SDXL規格での画像生成は8GBのVRANでも快適に行うことができます。

頭の中でこういうの生成したいなーとイメージしたときに、Civitaiで探すとだいたいのものはその目的にあったSDXL規格で使えるデータが見つかります。
FluxはSDXLよりもおそらく高精度の画像生成が可能なんだと思うのですが、まだ登場したてのため、やりたいことをするためのデータが十分にそろっていない可能性があります。

画像生成AIの進化スピードはとてつもないので、何か月後かにはこの記事の情報が化石になっているかもしれませんw
あくまで記事投稿時の私の今はこうじゃないかな、という独り言だと思ってみていただけると幸いです。

でもやっぱり、もっと高スペックのPC欲しいよ!w

▼PR

▼PR スペックが低くて画像生成をあきらめている方におすすめのサービス

こういった有料サービスを使うことで、サービスを提供するサーバー上などの、ご自身のパソコンとは別の場所で生成をすることができます。

パソコンのスペックが低くて画像生成を諦めている方は、一度試してみてはいかがでしょうか?


投稿者 AI欲望

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です